■表面処理工法の比較
バ キ ュ ー ム ブ ラ ス ト 工 法 (アルミナ研削材仕様)
特   徴  乾式工法で、高圧エアーにて研削材を直圧式サンドノズルで飛ばし コンクリート面の研削処理をする。
 ノズルと回収ホースが一体となっており、加工と同時に研削材、粉塵を飛散させることなく集塵回収します
使 用 機 械
バキュームブラスト本体装置  FDO-F3-XA
  噴射性能 100〜200m/sec
発電機 超低騒音型 SDG25SII
ディーゼルエンジン式 25KVA
コンプレッサー 低騒音型 PDS175S
ディーゼルエンジン式 51.5PS/3000rpm
エアードライヤー 6100L/min IDV37
積載車 4t車  
長   所
粉塵・振動及び騒音が少ない
研削材にアルミナを使用し錆の発生を防止する。
周辺部の健全な箇所に損傷を与えない
粉塵はブラストと同時に集塵されるので飛散がない、養生が比較的簡便ですむ
専用の設備が必要ではあるが、トラックにシステム一式搭載しているので、移動が容易である
発生材の量が少ない
短   所
産業廃棄物処理が必要となる。
専用の設備が必要である。
乾式工法の為、研削面が濡れていると作業が出来ない。
人力による施工となる
環 境 性
騒音は実測値では、85dB程度で比較的少ない
表面処理と同時に、材料と粉塵を集塵するため飛散物が無い
振動は少ない
バキュームタイプなので作業環境は良い
備   考
建設廃材の処理は別途、考慮が必要とされる(粉塵として回収)
特別な養生は必要とされない
機械的騒音の発生が有る
総 合 評 価
バキュームタイプなので、粉塵の飛散もなく、処理状態を確認しながら作業が出来る。
ウ ォ ー タ ー ジ ェ ッ ト 工 法
特   徴  湿式工法で、超高圧洗浄機により水を噴射しコンクリート面の目荒しを行う
 研削材に水を使用することにより粉塵と振動が少ない
使 用 機 械
エンジン式超高圧洗浄機装置
  出力 123ps/1800rpm
  最高吐出圧力 2000kgf/cm2
  最大吐出水量 20L/min
発電機 エンジン式 10KVA
コンプレッサー   20HP
回転ノズル エアー駆動式 Φ200
直噴ガン    
給水車 4t車  
積載車 4t車  
長   所
粉塵・振動及び騒音が少ない
周辺部の健全な箇所に損傷を与えない
所定の噴射圧力が均等に(2000〜2500kgf/cm2 )塗膜を確実に除去できる
研削材に水を使用するため比較的に天候を選ばず施工が行える
短   所
水を使用するため水道施設又はタンク等の設備が必要で、比較的に規模の大きな物になり、狭い施工場所では不向きである
汚泥等の廃水の処理、仮設備が必要となり養生等が大掛かりになる
圧力をかけ水を噴出させる為、飛散防止等の養生が必要となり、作業環境も悪い
汚泥等の産業廃棄物処理が必要となり、発生材の処理量が多い。
人力による施工となる
環 境 性
騒音は85dB程度で比較的少ない
表面処理時に汚泥等の飛散が多い為、作業環境は悪い
汚泥等の流出が考えられ養生が必要とされ、かなり大掛かりとなる
振動は少ない
備   考
排水処理設備が必要とされる(汚泥水の処理)
建設廃材の処理は別途、考慮が必要とされる
機械的騒音の発生が有る
総 合 評 価
湿式工法なので養生が大変であり、汚泥などの廃水処理もバキュームブラストと比較してかなり大変である。
デ ィ ス ク サ ン ダ ー
特   徴  ワイヤーカップを使用したディスクサンダーを用いてコンクリート面の研削を行う
使 用 機 械
発電機 防音型ガソリン 3KVA
  100V  
ジスクグラインダー   φ120・
長   所
振動及び騒音が少ない
設備が簡易的で比較的に容易に施工が行える
特殊な装置を使用しない為、施工対象物を選ばない
周辺部に損傷を与えない。
短   所
粉塵の発生が大きく養生が必要となる
塗膜が厚い為、目詰まりを起こし作業性が悪い、清掃が大変である
人力による施工となる
環 境 性
騒音・振動は少ない
粉塵の発生が大きく養生が必要とされる
備   考
騒音・粉塵対策は現場状況により仮設備の設置が必要とされる
建設廃材の処理は別途、考慮が必要とされる
機械的騒音の発生が有る
総 合 評 価 ×
作業性も悪く、作業環境も悪い又飛散物の清掃も大変である
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